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2019年8月26日 AM9:00
皆さんこんにちは! JNKテクニカルサポートの岡本です。
エコデザイン株式会社へ、インターンシップの取材に伺いました。同社は2019年現在、全ての業務を埼玉県小川町で一貫して行っています。
「オゾンは、未来の持続可能な地球を保つためのキーテクノロジーになる」という信念を持ち、オゾンを世の中に普及させるための技術開発を日々続けている小さな企業です。
今回、全社をあげて取り組まれているインターンシップに私・岡本も学生たちに混じって一日同行し、この記事にまとめさせていただきました。
インターンシップの目的:働くとはどういうことなのか
今回のインターンでは、就活を始める段階の学生たちに「働くとはどういうことなのか」を知ってもらい、今後の活動に役立ててほしいという思いから目的を定めました。
「社会人としてどのように働きたいか」
学生たちが、参加してよかった! と思えるような内容にするにはどうしたらよいか。
社内でミーティングを重ねるだけでなく、私のような外部の人間とも意見交換を重ねるなど、事前に何度も何度も打ち合わせをしながら取り組まれてきました。
このようなコンセプトのもと実施されたインターンシップ。
午前中は「名刺ゲットイベント」です。
社員へのインタビュー企画:3つの観点から
- エコデザインはどんな会社か
- 仕事に関するポジティブな面、仕事をすることのメリット
- 仕事に関するネガティブな面、仕事をすることのデメリット
このような3つの観点について、学生自らが質問を考えて社員にインタビューしました。
エコデザインとはどんな会社か
学生たちのインタビューでは、社員の皆さんから「最新のことをやれる楽しさ」や、「小さな企業であるがゆえの成長と将来的な可能性」といった回答を得ることができました。
- やりたいことをやらせてもらえている
- (業務が多岐にわたり)大変だとは思うけど、辞めたいとは思わない
- 自分のやることがしっかりあって、それがやりがいになっている
- 小さい企業だと成長が見れて楽しい
仕事に関するポジティブな面、メリット
3人、4人とお話を聞いていく中で、多くの社員から出てきた言葉が「やりがい」でした。
やりがいを感じられるところまで会社がバックアップしてるのがすごい
仕事でやりがいを感じられるって、そんな職場があるんですね!
言葉にするとありきたりになってしまいますが、働くということを意識し始めた学生たちにとって、「仕事にやりがいを感じられる環境」ということが大きな衝撃だったようでした。
仕事に関するネガティブな面、デメリットで一番大きいものは
社員の皆さんに、今の職場でのマイナス面について質問をしました。
学生からの質問に「特に思い当たらないですが、、強いてあげるとすれば…」と考え込む社員の姿。
傍目にどんな話が聞けるのかとワクワクしておりましたが…
真っ先にでたマイナス面が、なんと!
「虫が多い ((((;゚Д゚)))))))」でした…
確かに、大自然に抱かれて、ものすごく虫たちの縄張りに近いロケーション。。
虫が得意でない私もものすごく共感できました。
切実とした問題ですね!ヽ(´o`;
冗談は置いておいて、実際のネガティブ面、デメリットは
- 大きい企業に比べて、マニュアルなどの整備が整っていない
- 本当にやりたいことの一部しかできていないから、可能性が狭くなっている
このような意見が出てきました。
私が良いなと感じたのは、このようなネガティブな側面に対しても、皆さん一様にマイナス面をポジティブに捉えていることです。
例えば「マニュアルなどの整備が整っていない」という点では、「僕が居なければどうにもならない(から貢献するチャンス、やりがいを感じる)」という捉え方をされていました。
また「本当にやりたいことの一部しかできないから可能性が狭くなっている」という点では、「将来的に会社の発展と共に可能性が広がる楽しみ」という捉え方をされていました。
会社ってただの器であって、そこに居る人が器を輝かせているんだな〜と気づきをいただきました。
昼食はロハスランチ?(企画に失敗)
お昼は小川町にあるワイナリーの「武蔵ワイナリー」で「ロハスランチ」を戴けるとのこと! そう聞いて、皆さん、新しくできたワイン工場での昼食を思い描いていましたが…
まさかの真逆のサプライズ!!
工場のご都合により、やむを得ず、ぶどう畑でのお弁当ランチに終わりました…
ちなみに、ランチ後はぶどうの収穫体験もさせていただきました!
試験:オゾンの社会における役立ち方と関わり
オゾンの社会における役立ち方や、社会との関わりを学んでいただきました。
- 試験①:野菜のオゾン水洗浄で味は変わるのか
- 試験②:生活排水の浄化試験
試験①:野菜のオゾン水洗浄で味は変わるのか
野菜や果物をオゾン水で洗浄してみる試験を行いました。オゾン水は食品工場で食品の洗浄によく使われているそうです。
オゾン水でレタスを洗うと、なぜだか甘味が増して美味しく感じました。
学生たちの表情も思わず「おおっ! (*゚▽゚*)」と輝きます。
が、しかし…
リンゴは逆で、オゾン水で洗わないでそのまま食べた方が美味しかったです…( ̄▽ ̄;)
食材によって相性はあるみたいですが、オゾン水で洗うことで確実に変化が起きているのだなと、リアルに感じられる試験でした。
試験②:生活排水の浄化実験
生活排水にオゾンを吹き込む試験を行いました。
オゾンに15分、20分と曝していると、段々と溶液の色が薄くなり透明になっていきます!
学生たちの意見のまとめ
「人生と仕事はどのような関係であるべきか」について、ホワイトボードにまとめて発表していただきました。
「自分は」どのように働きたいと思ったか? という観点で、4人でまとめてください。
理由が納得できるものであれば「働きたくないと思いました」でも結構です。
と伝え、おおよそ1時間で意見をまとめてもらいました。
優秀な学生たちですが、やっぱり緊張はします
いざグループディスカッションの時間となると、全員初対面ということもあり、意見を交わすのも探り探りといった様子です。
このままだと流石にちょっと時間内にはまとまらないかな〜?
というわけで…
私・岡本が、取材をしながら急遽ディスカッションの進行も請け負うことに(笑)
まずは一人ひとりの意見を出し合ってもらいました。
すると「個人的な意見になっちゃうんですけどいいですか?」とやりとりをしながら、一人ひとり、ポツリポツリと意見を出し合いはじめました。
こうして少しづづ場の空気が温まって来ると、お互いを尊重し合いながら意見を交わし合う様子が窺えて、ホッとひと息です。
結果は…制限時間ギリギリ!!
最後の1分までしっかりと使い切り、意見をひとつにまとめ上げましたヽ(´o`;
学生たちの総括:エコデザインとはどんな会社?
「自然に囲まれた環境で会社の個性が育まれている。
休みが取りやすい。
成長を実感しやすい。
その個性を活かして、他社と協調することで社会により大きな力として還元できる会社。」
「知識がなくても働ける手厚いサポート体制。
都会的な考えを捨てられ、個性を伸ばせる。
伸び伸びとした環境=社員一人ひとりの余裕につながるため、モチベーションの向上や作業効率の良い組織。」
「未来から考えて社内外の幸福を作り人がつながっていく。成長が実感しやすい開発型の会社。」
学生たちの総括:働くとは?、どのように働きたいか?
以上のように、まとまりました!
学生たちの本音もぽろっと聞けて、すごく面白かったです。
インターンシップの舞台裏の記事はこちら!
2021年度卒業生向けインターンシップの舞台裏【タマサンはみた #1】
(※この記事は、筆者・岡本のブログ記事を「エコデザインの素」向けに再編集したものです。)
(2020年10月1日:採用・職場に関する記事マークを記事に付与しました。)