皆さんこんにちは!エコデザインのイトウです🐹
暑い日々が続きますね。続々登場大地の再生記録!
実際の進行とは、ずれがありますがしっかりお伝えしていきたいと思います♪
目を凝らしていないとあっという間に変わっていくサステナブルガーデン。今回もそんな発想があったのか!?という新しい発見でわくわくです✨
今回は[第3回]早速ご覧ください(*^^*)
目次
大地の再生記録(3)「アスファルト斫り」
大地の再生記録(2)ではU字溝に穴をあけて水脈を作ることでの排水の改善をしました。
今回は既に敷かれていたアスファルトを「斫る(はつる)」ことで通気浸透環境を整えます。
目的
アスファルトに隙間とひび割れをつくって通気浸透環境を整える
作業
・削岩機で既成のアスファルトを斫る
・アスファルト路盤調整
・水脈の出口づくり
・チップ敷きとステップストーンづくり
・水脈つくりと資材入れ
作業の流れとポイント
・斫る[はつる]
☑「自然の力(水圧や植物の力など)で徐々に変化していく姿を再現する」
☑「直線にならないように凸凹に流線形に」
・アスファルト路盤調整
☑「人工物との共存」
すべて排除するのではなく路盤の上にチップを敷くためにアスファルトの表面のみ削る
・水脈の出口づくり
☑「敷地内だけで流れが止まらないための工夫」
横穴をあけてブロック塀の脇に空気と水の滞りができないようにします
・チップ敷きとステップストーンづくり
☑「訪れる人が楽しむことができるための工夫」
アスファルトのまあるい部分を残してウッドチップを敷き詰めます
・水脈づくりと資材入れ
☑「水と空気が詰まらないように水脈に資材を施す」
縦穴水脈をつくります
水っぽい地面なので水と相性が良い資材「炭と藁」が活躍します
乾燥した土地では落ち葉を入れたりもしますが、じめじめした現場のため落ち葉は入れませんでした
イトウ
せっかく出来上がったアスファルトを壊すなんて!?と思う人もいるかもしれませんね。
でもこれには自然の流れを活かす意味でもあったのです!
最近では街路樹のまわりをアスファルトでぎりぎりまで固めてしまう・・なんて場面も見かけたりしますが。
地面がすべて固まってしまっていたら。
その上を流れる水の行き場は?
地面や生き物たちは呼吸できるの?
そう考えてみると自然の流れを阻害せずに共生していく庭造りとして大切なことだと感じられるような気がしますね。
以上、今回は大地の再生記録(3)「アスファルト斫り」をお伝えしました。
次回もお楽しみに♪
前回の「大地の再生記録(2)U字溝排水改善」はこちらから↓